夏競馬も残すところあと1週となりました。
最後をいい形で終えて、秋のGⅠ戦線につなげていきたいですね。
コース解説
芝2000m(外)で行われます。

競馬ラボより引用
・3コーナーまでの距離は948mと非常に長い
・3~4コーナーはスパイラルカーブで下り坂続くコース設計
・直線も日本最長の659mでほぼフラットになっている
全頭診断
※ハンデ重賞なので、ハンデも掲載します。(単位はkg)
アドマイヤポラリス 55 三浦
目黒記念の超前有利のレース質を考えると、能力的にはオープンレベルだと思います。
あがり特化型と距離適性を踏まえると、アルゼンチン共和国杯で検討したい馬です。
鞍上も特殊アビリティ”重賞✕”の三浦騎手なので、来たら諦めます。
エフェクトオン 53 丸山
阿武隈ステークスでは、スローペースで前有利の展開でしたが、最後方からインを突いての勝利で評価できます。
勝ち切るイメージは湧きませんが、斤量と“乗り替わり◯”を持つ丸山騎手を考えると、ヒモでおさえたいタイプです。
ギベオン 57.5 岩田望来
今年の金鯱賞で単勝2万馬券を演出したのが記憶に新しい馬です。
中京2000m専用機の印象が強いので、今年の中日新聞杯で買いたい馬です。
57.5kgと乗り替わりもマイナスだと思います。
クラヴェル 52 横山典弘
マーメイドS、中京記念と重賞で2戦連続のあがり最速をマークしているように、能力は高くGⅡでも勝てる力はあると思います。
軽斤量を生かせるうちに勝ち切りたいので、今回は直線も長く狙えると思います。
サトノアーサー 57 石川
ここ2戦は出遅れながらもあがり2位を使えているので、まだ走れる力は残っていそうです。
問題はどこで来るかですが、全く人気もなさそうなのでここで狙うのが最適だと思います。
石川騎手は小回り競馬場のほうが得意ですが、人気薄なので一発に期待するのもありでしょう。
サトノクロニクル 56 永野
重賞ではもう厳しいと思います。
馬場が渋ったときに穴で狙いたいタイプです。
ザダル 57.5 石橋
エプソムカップで重賞初制覇を上げました。
斤量が57.5に増えるのが予想のポイントですが、ディープ系のトーセンラー産駒なので、適性は高いですし、このメンバーなら侮れないと思います。
ただ速い上がりが求められるレースに強いので、前が飛ばしてあがりがかかる展開になると、飛ぶ可能性もありそうです。
ショウナンバルディ 55 戸崎
小倉記念の残り1000~400mの3ハロンは11.3-11.4-11.5の高速持続ラップで、一旦置いていかれました。
そこから直線でもしぶとく粘って5着に来ていることから、あらためて持続力型の馬だと認識しました。
11秒台が続くような高速馬場では軽視したいので、今の新潟は適性がずれると思います。
ただ中京が得意で左回りがいい馬なので、前が飛ばして上がりがかかる展開なら面白いと思います。
トーセンスーリヤ 57.5 横山和生
函館記念では3,4コーナーから仕掛けると、そのまま直線で先頭に立ち後続を3馬身離す完勝でした。
スローペースだと分が悪いので、横山和生騎手もその辺りを踏まえて早めに仕掛けるレースをしてくれると思います。
57.5kgがどう影響するかがポイントですが、能力的には抜けているので軽視しづらいです。
飛ぶとしたら、スローペースになって直線だけの競馬になったときだと思います。
パルティアーモ 52 横山武史
同コースでは2戦2勝でどちらもあがり最速をマークしています。
52kgは恵まれましたし、差し決着となれば面白い1頭だと思います。
横山武史騎手は若手の中でも上手いジョッキーなので、期待できるかもしれないです。
プレシャスブルー 54 未定
末脚特化型で一発を秘めている馬です。
七夕賞では、4コーナーでまくり気味に進出しての5着でGⅢなら通用する力は持っています。
同コースとの相性もいいので、期待できると思います。
鞍上は末脚をいかせる秋山騎手とかいいんじゃないでしょうか。
マイネルサーパス 56 未定
オープンレベルなので厳しいです。
マイネルファンロン 55 デムーロ
先行しての粘り込みが得意ですが、脚が遅いのであがりのかかる展開で買いたい馬です。
雨が降ってタフな馬場なら面白いですが、重賞では能力が足りないので厳しいです。
ヤシャマル 54 菅原
3連勝で迎えた初の重賞・エプソムカップは先行して粘り込んでの9着でした。
差し決着を考えると、負けて強しの内容だったと思います。
このレースで勝ち馬ザダルとは同斤量でしたが、今回は3.5kg差になります。
“乗り替わり◯”の菅原騎手とのコンビもプラスだと思うので、期待できる1頭です。
ラインベック 54 津村
血統的には申し分ないですが、能力的にはオープンレベルだと思います。
典型的なディープ産駒でスローからの瞬発力勝負に強いです。
積極的な津村騎手とのコンビで楽逃げできれば面白いかもしれないですが、さすがに敷居が高そうです。
ラーゴム 53 池添
能力は素晴らしいものを持っていますが、気性面で難しい部分があります。
きさらぎ賞では、道中かかりながらも直線では早め先頭で押し切っての勝利でした。
53kgの軽斤量とオルフェーヴルなど気性難の馬に定評のある池添騎手との新コンビなら、勝ちきっても不思議ではないと思います。
リアアメリア 55 川田
能力は高いですが、好走条件が限られている難しい馬です。
典型的なディープ産駒でスローからの瞬発力勝負に強いです。
現状は人気先行で買いたくないタイプです。
川田騎手とのコンビに戻りますが、過剰人気は必至なので軽視したいです。
レッドサイオン 53 杉原
重賞では厳しいです。
まとめ
勝ち馬候補
クラヴェル、トーセンスーリヤ、ラーゴム
相手候補
エフェクトオン、サトノアーサー、ザダル、ショウナンバルディ、パルティアーモ、プレシャスブルー、ヤシャマル
最終的な予想と見解はブログで公開するので、是非遊びに来ていただけると嬉しいです。
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