感動的なレースでした。
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レース回顧
レースラップ
マカヒキ 1着
素晴らしいレースだった。
スタート後に少しだけ促して、中団馬群の中で脚を溜めた。
直線に向くと、キセキとアリストテレスの間を割ろうとしたが、進路がなくなった。
進路を外に切り替えると、急坂を超えてバテたこの2頭を最後の最後で捉えての勝利。
2016年のダービー馬が5年ぶりの勝利を果たした。
東京競馬場で観戦していたが、どよめきが起きた刹那、会場から温かい拍手が沸き起こっていた。
この年まで頑張って走り続けたマカヒキと、信じ続けた陣営の想いが勝利につながったのだと思う。
実際GⅡに限れば、毎日王冠以外はすべて3着以内の実績があった。
個人的には単勝で32.1倍しかつかないのかという印象で、この馬の人気がうかがえたレースだった。
先行馬を見る形のレースで、展開が向いた面はあるが、それを含めても感動的なレースだった。
今後は35秒後半の上りがかかる馬場なら勝負になりそうだが、GⅠでは流石に厳しいと感じる。
アリストテレス 2着
道中では、2列目の内から2頭目を追走。
直線では、外に出すとジリジリと伸びるも最後に交わされての2着。
今後も、好走するが勝ちきれないレースが続きそうな印象。
基本的に人気先行型の馬なので、逆張りで狙いたいタイプ。
現状はGⅠでは厳しいと思う。
キセキ 3着 △
レースラップでも触れたが、1番強いレースをしたと思う。
スタート後は外枠から出していくと、1コーナーでも外を回りながら、1列目の内から3頭目につけた。
道中・3,4コーナーも内から3頭目を追走していたので、距離ロスを考えると、改めて頭が下がるレースだった。
スタミナを生かすレース質なら十分に戦えそうなので、ジャパンカップや有馬記念は期待できそう。
ディアマンミノル 4着 ▲
スタート後にアリストテレスに寄られて接触する不利があった。
これで位置取りが後方になってしまった。
荻野極騎手も、予定より1,2列後ろになってしまったとコメント。
直線では、あがり1位の末脚で伸びての4着で見せ場十分のレースだった。
今後はレース上がりが36秒台となりそうなレース質でベタ買いしたい。
ロードマイウェイ 5着
道中は内から3頭目辺りを追走していた。
直線では、ジリジリと伸びての5着。
距離延長ローテで好走しているので、今後もこのローテに期待したい。
直線の長いGⅢなら、どこかで馬券になりそう。
オセアグレイト 6着
スタート後に接触する不利が若干あった。
直線では、外に出すとジリジリと伸びての6着。
直線スピードが足りないので、ステイヤーズステークスで狙いたい。
ステイフーリッシュ 7着 ◯
逃げ馬の後ろを確保してロスのない競馬をしての7着。
展開が向かなかったとはいえ、少し物足りない印象。
次走人気落ちるなら狙いたい。
ヒートオンビート 8着 △
7,8,9着の3頭なら、この馬が一番強い内容だったと思う。
大外枠から終始内から3頭目辺りを追走していた。
展開も含めて、参考外で良さそう。
次走人気落ちるなら狙いたい。
ダンビュライト 9着 △
1コーナーでベレヌスの外を確保して、内から2頭目を追走していた。
あとは、ステイフーリッシュとほとんど同じ感じ。
この2頭はまとめてくる可能性もありそうなので、前有利の馬場で狙うのも面白い。
ヒュミドール 10着 ◎
1,2コーナーで3列目の最内を確保して、ロスのない競馬をしての10着。
直線では、いつもの伸び脚がなかった。
馬体重が10kg減ったことも影響しているかもしれない。
ただ、小倉記念の走りを見ても、このまま終わる馬ではないと思う。
GⅡまでなら勝利できるはずなので、今後も注目したい。
ムイトオブリガード 11着
後方の内でロスのない競馬をした。
直線では、外に出すとジリジリと伸びていた。
3000m以上のレースならまだ戦えそうなので、ステイヤーズステークスで狙いたい。
アイアンバローズ 12着
1コーナーで若干進路が狭くなった。
それでも、内でロスのない競馬をしていたので、重賞級とは言い難い。
明らかに過剰人気だったと感じるので、次走も人気かぶるなら軽視したい。
モズベッロ 13着
4コーナーの勝負どころで騎手がムチを入れても反応が悪く、おいていかれた。
精神的な面で問題があるのかもしれない。
現状は人気先行型の馬なので、次走も人気かぶるなら軽視したい。
ベレヌス 14着
ペースが速すぎて自滅してしまった。
参考外でいいので、次走でオープンに出てきたら狙ってもいいかも。
まとめ
マカヒキの復活に驚かされたレースでした。
ここからGⅠでも期待できそうな馬はキセキくらいだと思います。
マカヒキには残りの現役レースを無事に走りきってほしいです。
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