名前の通り強い幸福感を味わえたレースでした。
それにしても強かった!
レース回顧
エフフォーリア 1着
相当強くて、かっこいい勝ち方でした!
そして本当に素晴らしいレースを見せてもらいました。
馬自身も強かったですが、横山武史騎手の騎乗も素晴らしかったです。
スタートしてすぐ内側のポケットに馬を入れて、道中はロスなく回っていました。
4コーナーあたりで前の2頭の間を割ってくると、後は直線突き放すだけの強い内容で3馬身差の圧勝でした。
パトロールビデオを見ると、この馬がいかにストレスなく周ってきているか分かるので見ていただきたいです。
また、中山の小回り適性だけが心配でしたが、全く問題にしませんでした。
勝利ジョッキーインタビューでは、とても若々しくGⅠ初制覇の嬉しさが伝わってきました。
プレッシャーもあったと思いますが、大舞台でも冷静な騎乗だったと思います。
これで3年連続の前の皐月賞馬の誕生です。
次走のダービーもこの馬で硬いですね。
この馬に割って入る馬はいないと思います。
感覚的には、2015年のドゥラメンテの皐月賞に似た衝撃でした。
とにかく無事にこのまま次の大舞台に向かって欲しいです。
あと個人的には、同い年のジョッキーのGⅠ制覇を見て刺激と勇気をもらいました。
僕自身も大学の勉強とブログの両立を頑張って行こうと改めて思いました。
タイトルホルダー 2着
正直、この舞台での2着には驚いています。
好スタートから2番手で競馬ができました。
また前走と同じように前半がある程度ゆったりとした流れになったことが好走の要因だと思います。
それを抜きにしても、このメンバーで2着に来るんですから強いと思います。
ただ1着のエフフォーリアとの差は相当あるので、ダービーでの逆転は難しいでしょう。
あとは、もしかすると世代のレベルもそこまで高くない可能性もあるので今後のレースでも注目していきたいです。
最後に個人的な感覚ですが人気で買いたい馬ではないので、人気を下げた時に狙いたいです。
ステラヴェローチェ 3着
乗れてますね、吉田隼人騎手は。
この馬も内枠を活かしてうまく立ち回り、最後は馬場を味方にして3着に食い込んできました。
上がりのかかる馬場の方が得意だと思うのでそういうレースの時は評価を上げたいです。
ダービーですが、3着ならありそうですが人気では買いづらい印象です。
アドマイヤハダル 4着
ルメール騎手が最高の騎乗しての4着だと思います。
直線は外に出して追い込んできましたが、あと一歩届きませんでした。
過剰人気だと見ていましたが、それでも4着に持ってくるあたりはさすがです。
ダービーではルメール騎手が乗っていれば買うのでいいと思います。
どれぐらい強いか未知の部分が多いので、今後のレースを見て判断したいです。
△ヨーホーレイク 5着
これで5戦連続上がり最速となりました。
ただ、最後は一歩及ばず5着でした。
確実に脚を使うタイプなので、直線の長いダービーでは好走するイメージが湧きます。
1着に来る爆発力はないので、2,3着で買うのをお勧めします。
グラティアス 6着
思ってた以上に好走してきました。
直線でもジワジワと脚を伸ばしていて能力はあると思います。
まだキャリア3戦目で未知の部分が多いですが、今後もGⅡ・Ⅲなら勝負になりそうです。
ディープモンスター 7着
こんなもんでしょう。
どこまで強いか分かりませんが、人気先行タイプなので慎重に判断したいです。
レッドベルオーブ 8着
距離延長が不安点でしたが、そこまで問題はなかったように映ります。
大外枠から終始外を回っていてかなり距離ロスをしています。
また、行きたがる素振りを見せていたことを考えると、2,3着との能力差はそこまでないと思います。
能力は高いですが気性面に問題があるので、次走はNHKマイルカップに出てほしいです。
ヴィクティファルス 9着
前走勝利したことを考えると物足りない印象です。
2戦連続でタフな馬場でのレースとなったことが敗因でしょうか。
ただ、共同通信杯では強い競馬を見せているので、ダービーで人気を落とすようなら積極的に狙いたいです。
◎ラーゴム 13着
全くレースになっていなかったので残念です。
4コーナーですでに手応えがなくなっていました。
道中は力んで走っているように見えましたが、それにしても負けすぎです。
敗因はよく分かりませんが、ムラのあるタイプに感じます。
きさらぎ賞からのローテで余裕もあったので残念ですが、今日は全く走ってないのでダービーでの巻き返しに期待したいです。
相当人気を落とすでしょうし、ダービーでは面白い存在になると思います。
▲ダノンザキッド、〇アサマノイタズラ 15、16着
2頭とも位置を取りに行きましたが、向こう正面で外からレッドベルオーブが上がってきて、ストレスのかかる競馬になりました。
またパトロールビデオ見ると、この2頭は向正面で接触しています。
お互いにエキサイトしてしまい、道中でスタミナを消費してしまったことが大敗の要因だと思います。
2頭とも前哨戦の疲れもあるでしょうが、ダノンザキッドは不甲斐ない負け方でした。
アサマノイタズラはスタートで出遅れて位置を取りに行きましたが、道中で力んでしまいました。
今後も注目していきたいですが、ダノンザキッドは買いづらくなりました。
NHKマイルカップに出てきたら面白いと思います。
人気が落ちたら狙っていきたいです。
アサマノイタズラは引き続き嶋田騎手でクラシックに挑戦してほしいです。
まとめ
エフフォーリアが素晴らしいレースをみせてくれました。
ただ、全体的な世代レベルには疑問が残ります。
青葉賞や京都新聞杯組の中からダービーで勝負になりそうな馬を探していきたいです。
また上位5頭のうち、トライアルを使ったのはアドマイヤハダルとタイトルホルダーしかいません。
桜花賞・皐月賞ともに休み明けの直行ローテ組のほうが好走率が高いので、来年以降もこの傾向には注目していきたいです。
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